2020年7月24日

【豆知識】カラーレンズ 色別の効用について。

カラーレンズ。
ブルー、オレンジ、パープル、グリーン、ブラウン、グレー…いろんな色があります。
じゃあ、色によってどんな違いがあるの?
これが本日のテーマなのですが、本題に入る前に、軽〜く触れておきたいことがあるんです。
それが、こちら。

色相環と補色

色相環、そして補色ってヤツです。
補色同士を並べると、お互いに際だって見える効果があります。
そんな引き立て合う間柄なのに、混ぜるとなぜか彩度が落ちる。鮮やかになるどころか、色味を感じない黒やグレー、白に近づいちゃいますから不思議です。
なぜ? と尋ねちゃいけません。答えられませんから…。

カラーレンズを通して物を見ると、この補色の性質の影響を受けます。
レンズ色と補色の関係にある色をカットしちゃうわけです。
たとえばブルー系のレンズなら、色相環で反対側にある黄色や赤の波長(光)をカットするわけです。
なんだか難解…。ややこしくならないうちに、先を急ぎますね。

ブラウン系レンズ
ブルー系をカット。波長が短く散乱しやすいブルー系の光をカットするので、コントラストが上がって、くっきり見える傾向。
ブルー系レンズ
黄色や赤の波長をカット。まぶしさを感じやすい黄色~オレンジ系の光をカットするので、まぶしさ防止に効果的。クルマのヘッドライトの眩しさも軽減してくれる。
グリーン系レンズ
青や赤の光をカット。ということは、可視光線の中でいちばん長い側と短い側をカットしてくれるので、長時間の着用でも疲れにくい。ただし赤信号が見えにくくなることもあるので、濃度には注意が必要かも。
イエロー系レンズ
コントラストを上げる効果は、ブラウン系以上。ただし、まぶしさを防ぐ効果は期待できません。視界が悪い時の運転やインドア系スポーツにおすすめ。
グレー系レンズ
様々な波長を平均的に吸収するので、まぶしさ軽減には最適。色調の変化が少ないのも、無彩色ならではの特徴。

というように、レンズの色によって、期待できる効果は変わるもの。
あ、濃度は25%未満に抑えておくのがよろしいかと思います。
現在の道交法では、薄暮・夜間の運転はもちろん、路上での使用自体が禁止されていますから。

以上、カラーレンズの色別の効用でした。
お選びになる際に知っていると便利です。
そして、もうひとつ。
選ぶ際には、カラーレンズとお肌の色の関係を考えるといいでしょう。
そのあたりのお話も、またいずれ。

では、素敵なメガネライフを!

 

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