2020年5月12日

【在宅応援】スムーズなメガネ選び その2

本日は、スムーズにメガネを選ぶには？ の2回目です。
まず、おさらい。昨日のブログの要点をまとめると…
・セオリーはあえて無視
・フレームのサイズを知る
ということです。

○自身のサイズ=PDを知りましょう
フレームのサイズの見方が分かったなら、次はご自身のサイズです。
ひとつ行っていただきたいことがあります。ご自身のPDというヤツを知ってほしいのです。
PDは、Pupillary Distanceの略で、日本語にすると瞳孔間距離（ここ、覚える必要はありません）。つまりは、右の黒目の中心から左の黒目の中心までの長さ。お店で無料で簡単に測定可能です。また目元にスケールを当てて鏡に向かったり、スマホで写真を撮ることで、ご自身でおよその数値を測ることも可能でしょう。日本人男性は60〜70mm、女性は60〜64mmぐらいのことが多いと言われています。

○自身のサイズとフレームサイズ
さて、フレームサイズとPDの関係性について。
レンズ幅と鼻幅を足した数値が、PDの数値に近いこと。
これが原則です。両眼それぞれが±2mm程度の範囲内に収まるようなら、サイズ的には合ったフレームと考えていいでしょう。

たとえばご自身のPDが65mmだとします。
50□17-143というサイズのフレームであれば、50+17=67ですから、OK範囲内。
55□19-145というサイズのフレームだと、55+19=74ですから、一般的には大きすぎ。
というように選別できるわけです。

「自分は53サイズだから」と、ご自身のサイズをしっかり把握していらっしゃる方もいらっしゃいます。レンズサイズだけでなく、レンズサイズ+鼻幅で把握なさると、フレーム選びの幅はぐっと広がります。たとえばスクエアシェイプのレンズで53サイズなら、標準より若干ゆったりめのサイズ感です。一方ボストンシェイプやラウンドシェイプで53サイズだとしたら…それは巨大なフレームです。逆に言えば、53サイズというフルイにかけることで、ボストンシェイプやラウンドシェイプをすべて候補から落としてしまうことになりかねません。ですから、レンズ幅+鼻幅でサイズ把握をおすすめするわけです。

試着で、
これ大きすぎる…
今度は小さすぎ…
あ、また…
を繰り返すと、効率以前に、テンションが下がり気味になったりもします。
この先何年もお気に入りでいられる最高の1本を、最短距離で探すために。
まずはサイズでフルイにかけること、おすすめします。

次回は、サイズでの粗選びが済んだ後の話をいたします。
どうぞお楽しみに！

＜関連ブログ＞
スムーズなメガネ選び その１：メガネフレームのサイズについて
スムーズなメガネ選び その３：長く愛せる１本に出会う３つのステップ
ブログ記事一覧は、こちら。

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